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睡眠不足が続くと体に影響が出る

首に触っている女性

「睡眠負債」という言葉が、近年注目を集めるようになりました。
毎日の睡眠不足が積み重なっていくと、生命の危機にもつながるということが様々な研究によって分かってきたからです。

人の体は朝に太陽の光を浴びると、セロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンは脳内の神経伝達物質で、セロトニンが分泌されてから14時間から16時間後に今度はメラトニンという睡眠ホルモンが分泌される仕組みになっています。
メラトニンは暗くなると分泌されるホルモンで、それによって自然に眠くなります。
人の体には1日のリズムを刻む体内時計が備わっており、メラトニンの分泌に大きく関わっています。

睡眠不足が続いたり太陽の光を全く浴びないでいると、体内時計が乱れてしまいます。
それによりメラトニンの分泌量が減り、眠りが浅くなるなど睡眠の質が低下してしまうこともあります。
人の体にとって最適な睡眠時間は、個人差もありますが7時間から8時間程度とされています。
毎日7時間の睡眠をとっている人は、そうでない人に比べて寿命が長く生活習慣病といった病気の罹患率も低いというデータもあります。

睡眠は人の体にとって欠かすことができません。
日中、活発に活動している脳は睡眠中に休息します。
睡眠以外に脳の疲労を回復させる方法はないのです。
ですから脳の休息時間が短いと、思考力や判断力などは低下してしまいます。

また、睡眠中に脳は日中に取り入れた様々な情報を整理し、記憶として定着させています。
徹夜で勉強するよりも、睡眠をとった方がきちんと覚えているのはそのためです。
睡眠不足だと情報を整理する時間が短いので、記憶として定着せずに忘れてしまいます。

睡眠不足は、アルツハイマー型認知症という病気を招く要因だということも分かってきました。
アルツハイマー型認知症は、アミロイドβと呼ばれるタンパク質が脳内に蓄積することで発症します。
アミロイドβは睡眠中に体の外に排出されますが、睡眠が足りないとアミロイドβが蓄積されたままになってしまうからです。

寝不足が続くと肌や髪の毛にも影響が出る

睡眠不足は、美容にも様々な悪影響を与えます。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されており、抗酸化作用が働いて肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進してくれます。
睡眠不足で成長ホルモンの分泌量が少ないと、抗酸化作用が働かず肌が老化しやすくなってしまいます。
それによりシミやシワなどができやすくなったり、乾燥したりしてしまいます。

また、肌のターンオーバーが乱れると、古い細胞が残って毛穴に詰まりやすくなります。
角質層のバリア機能も低下してしまうので、ニキビができたり吹き出物ができるなど肌トラブルが起こりやすくなります。
肌荒れを予防して潤いのある肌をつくるためには、きちんと睡眠をとることが欠かせません。

睡眠不足は、髪の毛にも悪影響を与えてしまいます。
髪の毛の艶が無くなってしまったり、枝毛や切れ毛が増えることがあります。
また、抜け毛や薄毛などを招いてしまうこともあります。
どうして睡眠が髪の毛にも影響するかというと、健康な髪の毛には成長ホルモンが十分に分泌されることが重要だからです。

成長ホルモンは細胞の修復を担っているので、分泌量が減ってしまうと髪の毛の細胞もきちんと修復されなくなってしまいます。
身体の中で成長ホルモンは、生命の維持に欠かせない部分から使われて行きます。
脳や心臓などの臓器は生きるために必要不可欠なので、優先順位が高いのです。
しかし、爪や髪の毛などは生命に直結するわけではないため、優先順位は低くなります。

つまり分泌される成長ホルモンの量が少なければ、爪や髪の毛には回ってこなくなってしまいます。
抜け毛や枝毛を予防して、美しい髪の毛にするためにはしっかりと睡眠をとることが大切になります。

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